私的さについての覚書
私的な言語で書かれた文章を私的な文章という場合、当然それは他の誰かに伝えることは難しい。(別人にとって)文章として読むことはできても、その中身が私的であるからだ。あくまで、そのときの書き手が文章に込めようとしたことの痕跡としてある。(書いた本人にとって)文章から私的さを取り出す難易度は、その私的言語の強度による。その私的言語を使って繰り返し書く、あるいはワンショットであっても書き手が実感を持って獲得した感覚や思考であるならば。
ドラフトとしてのメモ/あるいはドラフトとしての日記。揮発性とドラフトの関係性、類似あるいは差異を調べること。
私的なことと個人的なことの区別を伝えるのが難しく、ゆえにいったん「私的」という言葉を私的な言語として据えている、というのが現状だ。